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ここが限界だったらどうしようといつも思う。
でも大丈夫。 きっともっと良くなる。


生まれ変わったらなりたい職業があります。
絵画修復士。
長い年月の間に人の心に触れて与えて、
何もかも黙って見続けてきたものを愛おしく思います。
本だってそうです。
元に返してあげたいと思います。
そして作者が辿った道筋に触れてみたいと思います。

生まれ変わったらでも絵描きと言えないあたりが切ないですが、
生み出すよりも読み解く方に長けているので、悲しいけれど絵描きにはなれない。
でも挿絵画家になりたいと思ったことはある。

全くもって組織や集団の中で上手くやっていけないので、
手に職を持たなかったのは大きな過ちのような気がします。


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クリックで拡大。

見ての通り描きかけですが、描きかけという名の完成です。

描くときは、その人がそこに居る理由とか、心の動きとかを道の先に置いて、
そこに向かって描き進めて…掘り進めて…這い進んでいきます。 
そうじゃないと描けない。
だから音楽が必要です。
(歌詞はなくても大丈夫なんだけど。)
そして道半ばで力尽きて抜け殻になるというのがいつものパターンです。
でも、道の先にあるものを想うのも好きなので。


BGM: EXEC_COSMOFLIPS/. by KOKIA


ラグトーリンとル・パントー。

描いてて気づいたんですがこのシーン、ラグトーリンには風が吹いているのに
パントーには吹いてないんですね。
パントーの夢だからか、身の内に何もかも閉じ込めてしまっているからか。
たぶん誰からもこんなふうに優しく触れられたことなんかなかったんだろうな。
一つ一つの絵をすごい大切に、繊細に、描かれてるなぁ。

漫画だと思って読んだらえらい目にあいますね。
時間をかけてゆっくり読みました。

が、わからん。
わかりそうでわからん。 とりあえずもう一回読まないことには。

絵がすごいきれいでした。
パントーはもちろんだけど、若い頃のリザリゾ王がゾクッとするぐらいきれい。
残虐そうで。

髪の毛がすごかった。髪の毛地獄。
そして悪夢のような「もうすぐ宙港です」地獄。
すごかった。




わたしはポケットに手を突っ込み、ハンカチとミルキー・ウェイを取り出した。
人が困っているときや心配しているときには、なにもくよくよすることはないといって、かならずミルキー・ウェイをあげることにしている。

リチャード・ブローティガンの「愛のゆくえ」の中の一文です。
いいなと思って、読書メモに書き写してあります。
実際はポケットに入れておくときっと溶けちゃうので、実用的ではないです。
なので、冷蔵庫に入れておいて自分にあげることにしている。


2冊読了



頭脳と手を繋ぐものは心でなければならない。 テア・フォン・ハルボウ
「メトロポリス」

翻訳の仕方がすごく良くて読みやすい。
そしておもしろい。ヨザファートが好き。
迫る「水」の描写とか、フレーデルセンの救済で終わるところがすごく好き。
映画観たいなぁ。レンタルにならないかなぁ。


「鳥は卵の中からぬけ出ようと戦う。卵は世界だ。
生まれようと欲するものは、一つの世界を破壊しなければならない。
鳥は神に向かって飛ぶ。神の名はアプラクサスという」  マックス・デミアン
「デミアン」

ヘッセは学生の頃から好きな作家。
他に「車輪の下」と「幸福論」しかまだ読んでないけれど、「デミアン」が一番好き。
捕え難い繊細な心の機微を言葉に換えるのが本当に上手い作家。


読みたい本がどんどん増えていくので読書ピッチを上げていこうと思います。
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